闇金の金利

金融機関からお金の借り入れをする場合に必ず返済額には利息というのが付加されることになりますが、金融機関側からするとお金を貸してそのお金をそのまま返済されても何の利益にもならないため、お金を貸すことによる利益の確保のために金利を付加するというのが一般的となっています。

最近はキャッシングやカードローンなど個人向けの小口投資が盛んに行われていますが、この場合の金利というのは10数％が相場となっており、それ以上は賃金業法の縛りによって金利を高く設定できないというのが現状となっています。

しかし、昔は100万円までの借り入れに対して金利が50％という時代もあり、この頃は消費者金融も執拗な取り立てや催促をすることで知られていましたが、これよりもさらに高い金利でお金の貸し出しを行っていたのが闇金で、金利が100％ということも珍しくありませんでした。

それから消費者金融については少しずつ金利が下がることになりましたが、一方の闇金については法律に関係の無い融資を行っているため、金利が下がることはなく現代にまで引き継がれています。

しかし、闇金に対しての取締りが強化されたことも事実なので、昔のように派手な宣伝をするところは少なくなっており、宣伝をするとしても消費者金融のように装っていることが多いので、金利もそこまで高く提示されてない場合がほとんどです。

ただし、一度でも借りるといろいろな理由をつけられて金利は跳ね上がることになるので注意が必要です。